

VT2025のブランウルティムは、セパージュとしてはVT2024と比べると
セミオンの比率が高く、ソーヴィニオンブラン
50%・セミオン50%の混醸となりました。
暑い夏の恩恵を受けてブドウもしっかりと熟し、アルコール度数も12.5度と若干高めで、
セミオンの比率が高まった分だ
け後半の厚みにボリュームを感じるスタイルになっています。
これからの季節にピッタリの大人の白ワインです。
ソーヴィニオンブランはステンレスタンクにて本発酵とマロラクティック発酵を行い、
その後瓶詰め前のオリ引きまでは
オリに寝かせたままの状態(シュールリー)を維持しました。
一方、セミオンは新樽(フレンチオーク)にて本発酵とマ
ロラクティック発酵を行い、
その後瓶詰め前のオリ引きまではソーヴィニオンブランと同様にオリに寝かせたままの状態
を維持しました。
そして、瓶詰め前にソーヴィニオンブランとセミオンをアッサンブラージュし、
数日間の静止後にオリ
引きを行い、無濾過・無清澄で瓶詰めをしました。
そのため、瓶を横に保管した場合は横に、立てて保管した場合は底に
、
白いオリが溜まると思いますが、健康上は全く問題有りませんので安心してお楽しみください。
色合いは、ブドウの素顔をストレートに楽しめるようにあまり樽をきつく効かせて
いませんので、軽く樽の色を感じる程
度で抑え気味です。
味わいは、ソーヴィニオンブランのしっかりした酸によるフレッシュ&フルーティーな
スタイルとミ
ネラルを最初に感じた後、温度の変化と共にセミオンの厚みを感じます。
それぞれのブドウの特長が個性を発揮しつつも
、
確実にハーモニーを奏でる仕立てになっていると思います。
冷蔵庫で冷やす場合は、抜栓する2時間ほど前に冷蔵庫から出して、
12度程度で楽しまれることをお奨めします。
(文:ドゥモンターニュタテシナ 安孫子さん)
| ボディ | 甘さ | 酸味 | 果実味 | 複雑さ | 樽香 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 3 | 3 | 4 | 4 | 3 |