
バルダー果樹園のワイン用ぶどう園全てに言える事だが、
このあたりの地域は、基本的な千曲川左岸の例に漏れず粘土質の土壌ではあるのだが、
異常に石が多い地帯であり、少し土を掘れば石がボロボロ出てくるような場所だ。
それ故、開墾時も非常に大変で、乗用モアなどの農機具にもやさしくない場所なのだが、
今まで一度も、水はけの悪さで困った事がないのは、
この、石まみれの粘土のおかげかもしれない。
この地域の人に話を聞いた時に、
「昔はここはすごいうまいりんごが取れる伝説の場所だった!」
ぐらいの勢いの話を、聞いた事がある。
確かに、日当たり風通しも良く、石まみれで水はけもよい土壌なので、
その話には、バルダー果樹園としても納得する限りである。
2024年のバルダー果樹園のワインは二種類あって、
Balder Orchard Magodai 2024と、
Balder Orchard Nakao 2024なのだが、
このMagodaiとNakaoというのは、
バルダー果樹園の中の地名から取った名前です。
もちろん果樹園の場所が違えば品種も違うので、当然品種構成も違うのだが、
今回は、果樹園の場所の違いに注目して、二種類のワインに分けたような形になる。
Nakaoもその名の通り、中尾という地名から取っており、
こちらも元は耕作放棄地で、一つ一つ開墾して作った果樹園には間違いないのだが、
山頂の南斜面というよりは、丘のように広いなだらかな斜面エリアの南斜面の一部という感じだ。
特徴としては、より奥にある高い山の方から強い風が吹き降りてくるエリアで、
ワイン用ぶどうの垣根の間を、風がびゅうびゅうと通り抜ける果樹園であるので、
その特徴から、風の園と呼んだりもする。
(文:バルダー果樹園さん)
| ボディ | 甘さ | 酸味 | 果実味 | 複雑さ | 樽香 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 3 | 3 | 4 | 3 | 2 |