バルダー果樹園


長野県上田市と東御市に畑を持つ「バルダー果樹園」は、非常に強烈な哲学を持ったヴィニュロン(ブドウ栽培醸造家)です。
代表の太田匠氏が掲げるテーマはただ一つ、「香りの最大化」です。

バルダー果樹園の物語は、代表の太田氏と、その愛犬であるサルーキ犬「バルダー」との絆から始まります。 
太田氏は、千曲川ワインバレー地域のワイン造りを牽引する「千曲川ワインアカデミー」で栽培と醸造を学びました。
就農する土地を探していた際、愛犬バルダーがふと足を止め、その場から動こうとしなかった場所があったと言います。
その場所こそが現在、彼のブドウ畑となっている上田市の尾野山地区でした。 
この運命的な土地との出会いをくれた愛犬への敬意を込め、園名を「バルダー果樹園」と命名。
ロゴマークにもサルーキ犬のシルエットが描かれています。

バルダー果樹園の栽培哲学は、「香りは果皮(スキン)にある」という信念に基づいています。
 太田氏は、「強い香りを持つ果実を作ろうとすれば、植物生理として必然的に果皮は厚くなる」と考えます。
そのため、あえて果皮が厚く育つような栽培管理を徹底しています。
厳しい環境下で果樹の生命力を引き出すことで、凝縮したエキス分と強烈なアロマを蓄えた「厚い皮のブドウ」を結実させています。
その果実は、種の周りまで香ばしい香りが漂うと言われています。

栽培品種は、その哲学を反映したラインナップとなっています。 
ブドウは、カベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランといった晩熟の黒ブドウ品種が中心です。

バルダー果樹園の最も特徴的な点は、「白ワインを作らない」という選択です。 
通常の白ワイン醸造では、ブドウをプレスして果汁のみを発酵させ、果皮は取り除かれます。
しかし、太田氏にとって果皮は「香りの塊」であり、それを捨てることは自身の栽培の成果を捨てることと同義です。 
そのため、果皮を果汁に漬け込んで発酵させる「赤ワイン」と、同様に果実の要素を丸ごと活かせる「シードル」のみを生産しています。

哲学と長野のテロワールが色濃く反映された、力強いメッセージを届けます🌈




概要
事業者名:太田匠
住所:〒386-0401 長野県上田市塩川2821-24
Phone:0268-71-5751
公式HP:https://balder.base.shop/
公式Instagram:https://www.instagram.com/balder_orchard/



バルダー果樹園さんのワイン一覧