
グラスに注いだ瞬間から、ソーヴィニョン・ブランらしい清々しさがふわりと広
がります。
ただし、一般的なハーブ香は控えめで、代わりにキャンディーのよう
な甘やかでチャーミングな香りが立ち上り、どこか華やかな印象を与えてく
れます。
口に含むと、穏やかな酸がやさしく広がり、爽やかでありながら芯の
ある飲みごたえを感じさせてくれます。
果実味はほんのりと香る程度に控え
めで、むしろ全体のバランス感に優れており、
「いい葡萄から丁寧に造られた」
という品質の高さが静かに伝わってきます。
アペリティフとして楽しむのはもちろん、野菜を中心とした繊細な料理と合わ
せれば、その良さがより一層引き立ちます。
例えば、春野菜のテリーヌやハー
ブを利かせた白身魚のカルパッチョなど、素材の旨味を引き立てる一杯です。
ソーヴィニョン・ブランの新しい一面を楽しませてくれる、洗練された1本です。
(文:ドメーヌフジタさん)
| ボディ | 甘さ | 酸味 | 果実味 | 複雑さ | 樽香 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 3 | 4 | 4 | 4 | 1 |