

■栽培
2026年は例年よりやや暖かい春からスタート、凍害や霜害はなく、6月の開花期も無事に結実しました。
また6~8月中旬まで雨がほとんど降らず、うどんこ病が発生したものの、
寒暖差が大きな日々が続きブドウは順調に生育しました。
しかし8月下旬に入ると一転し、9月下旬までの一か月もの間、
次々と発生する台風と停滞する秋雨前線により、
日照量は例年の7割、雨量は例年の1.5倍と非常に厳しい気象条件が続きました。
果粒の玉割れによる腐敗と灰色カビ病が大発生し、収量は少なく、
病果取りや選果に例年の倍以上の時間を要しました。
自然の厳しさをまざまざと見せつけられたヴィンテージでしたが、
レインプロテクションの設置、着果量の制限、除葉による通気性の確保、収穫前の病果取り、
徹底的な選果作業等、健全なブドウを恵んでもらうためにできることすべてを尽くしました。
また、多くの皆様に選果をお手伝いいただき、人のありがたさを身にしみて感じたヴィンテージでした。
■委託製造
長野県内3か所の製造所のぶどうジュースを飲み比べ、ブドウ本来の味わいが最も
表現されていると感じた若林醸造様(上田市)にて、今年も製造していただきました。
[賞味期限] 2028年9月10日
■味わい
外観は明るいルビー色。
香りには梅、赤シソ、リンゴのコンポート、干し芋、梗のニュアンスがあります。
味わいはすっきりしており、ピノノワールらしい酸味となめらかなタンニンが
後味を引き締め、飲み飽きない味わいです。
お食事と合わせる場合、少し甘さが残る、
ジュース:炭酸水=1:1で割っていただくのがおすすめです。
(文:TAMAI WINE 玉井さん)
| ボディ | 甘さ | 酸味 | 果実味 | 複雑さ | 樽香 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 5 | 3 | 5 | 4 | 1 |