

2020年、長野県須坂市仁礼にて荒廃農地を開墾し、約1.8ヘクタールのヴィンヤードを造成しました。
山々に囲まれ、北信五岳を一望できる標高約600メートルのこの場所は、
12%の傾斜により水はけの良い石灰質土壌が広がっています。
地元の皆様や行政の皆様の温かいご支援をいただき、
念願であった自社畑でのぶどう栽培を、ようやく実現することができました。
2021年春には、私が最も愛するイタリア品種であるアリアーニコをはじめ、
メルロー、サンジョベーゼ、シャルドネやピノ・ノワールを植え付けました。
今回リリースするロゼワインは、「2023スザカンロッソ」をより凝縮感のある味わいに仕上げるため、
メルローとサンジョベーゼの果汁を一部抜き取り(セニエ法)発酵させています。
さらにシャルドネをブレンドすることで、香りと味わいに複雑さと奥行きを加えました。
メルローとサンジョベーゼの醸造は、長野県塩尻市のドメーヌコーセイにて、
醸造家・味村様のご指導のもと自らが行いました。
それぞれの品種が持つ果実の凝縮感、エレガントな酸、そしてやさしく続く余韻を大切に引き出しています。
ロゼならではの旨みとフローラルな香りが広がり、発砲の中にメルローのなめらかなタンニン、
サンジョベーゼの旨味、シャルドネのエレガントな酸が調和した、奥行きのある味わいです。
酸と果実味、やさしいタンニンのバランスが心地よく広がります。
(文:ヴェンティクワットロ 西舘さん)
| ボディ | 甘さ | 酸味 | 果実味 | 複雑さ | 樽香 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 3 | 4 | 3 | 4 | 1 |