黒ブドウにとっては非常に厳しい天候だった2024年ですが、カベルネフランはよく頑張りました。
収穫のタイミングが10月中~後半で気候が穏やかになってきた時期でもあり、
立科の冷涼な気候が色合いと味わいに大きく貢献しました。
色合いもしっかりで、アルコール度数も和食に合わせるには程良いレベルだと思います。
作りに関しましては、2023年以来のやり方を踏襲しており、
二つの異なる酵母でステンレスタンクにて発酵を行った後にMLFを実施、
その後は樽(一部新樽でメインは2年樽)にて12ヶ月熟成を行いました。
瓶詰め前にしっかりとオリ引きを行った後、清澄とろ過は行わずに瓶詰めを行いました。
色合いはしっかりで、ベリーの味わいと若飲みでも楽しめる軽やかな酸、
香りに関してはカベルネフランの品種香であるメトキシピラジン
(青ピーマンの香り)はありますがポジティブに感じます。
今すぐにでも十分楽しめる酒質のワインだと思います。
(文:ドゥモンターニュタテシナ 安孫子さん)
| ボディ | 甘さ | 酸味 | 果実味 | 複雑さ | 樽香 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 3 | 3 | 4 | 4 | 3 |