
ドイツ最南端のワイン産地バーデンは、ライン川沿いに南北300kmにおよび広大なワイン産地で、
栽培面積の3割以上がシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)で占められています。
ライン川を挟んでアルザスと面している南部は、「ブルゴーニュの門」
と呼ばれるヴォージュ山脈とジュラ山地の合間から温暖な風が流入することから、
高品質なシュペートブルグンダーの産地として知られています。
とりわけ、1980年代にフランスの銘醸ブルゴーニュからクローンや醸造方法が持ち込まれたカイザーシュトゥールや
ブライスガウなどはブルゴーニュ・スタイルのプレミアムなワインを生み出しています。
深みのある淡いルビーレッド。縁がややオレンジがかっている。
熟したラズベリーや砂糖漬けのチェリーなどの赤い果実に、ジューシーなプラムや
真紅のバラ、バニラやシナモン、ココアや胡椒の実などのスパイスなどが力強く香り、
鉛筆の芯のようなミネラル香やセイロンティーの清涼感ある香りも感じます。
小粒の赤黒系果実のリッチな風味を、伸びやかな酸や
円熟したタンニンが骨格として支えており、高いレベルで調和のとれた味わいです。
やや硬さが残っており、今後の熟成が期待できます。
(文:ワインショップfun)
| ボディ | 甘さ | 酸味 | 果実味 | 複雑さ | 樽香 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 2 | 4 | 4 | 4 | 3 |